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カンボジア: グローバルな製造業を引きつけるため、インフラストラクチャをアップグレード
2019-02-13

 

カンボジアの独立系シンクタンクAsian Vision Institute(AVI)のSok Siphana会長は、メコン地域諸国が世界の製造業における大部分を占めるようインフラをアップグレードすることがとても必要だと語った。

「大メコン圏(GMS)内での商品、サービス、投資、熟練労働者の流通自由化の促進は、アセアン基準で現在のところ低い域内の貿易をさらに支える可能性があるだろう」とカンボジア政府の上級顧問であるSiphana氏はAVI最初の出版物であるMekong Connectに書いた。

GMSはアセアン経済共同体にますます統合されており、これは地域的および世界的なバリューチェーンの拡大という観点から、メコン諸国での事業運営方法を形作っているが、グローバルなダイナミクスとトレンドはGMSの開発軌道を制約する恐れがある。

同地域は、世界の製造業においてより大きなシェアを獲得する必要があり、そのためにはインフラ開発資金への取り組みが必要であると彼は述べた。そのような資金の利用可能性は高まっているが、メコン諸国はより多くのインフラ投資を奨励すべきであると付け加えた。

現在の資金は主にASEANインフラ基金(AIF)、質の高いインフラを目指す日本のパートナーシップ、中国の「一帯一路」イニシアチブ、アジアインフラ投資銀行(AIIB)から来ている。

「メコンの成長に対するこれらの障害がもし緩和されるのであれば、GMSを超えた、より深い多国間協力との継続的な努力が必要となる」とSiphana氏は述べた。

同氏は、多極的な世界的権力構造への移行、未解決、重複する領土および海上に関する主張、民族および宗教の争議、強制移住など、いくつかの地政学的傾向が現在のGMSに影響を及ぼしており、将来も継続するだろうと指摘した。

カンボジアはこれらの地域および世界的な課題を意識している。経済成長と開発の工程は、デジタル科学技術への対応力とその運用によって決定される。それが農業国家から知識集約型産業へ転換するための重要なツールとなると信じている、と同氏は語った。

彼はカンボジアにおける2015-2025産業開発政策(国家科学技術評議会の創設、ならびに科学、技術、工学および数学(STEM)の学童へのランクアップを要求する対策)を目的としていると語った。

「国の開発戦略から十分な利益を得るため、カンボジアはさらに広いアジアおよび世界のバリューチェーンと自らを統合しなければならない」と同氏は述べ、メコン地域の開発促進におけるアジア内協力の役割は不可欠であると強調した。

 

カンボジア語翻訳者:ホーン

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