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ミャンマー: 日系企業、現地企業と鉄骨工事を行う合弁会社設立を発表
2019-03-20

 

着実な建設需要を見通し、日系企業2社と現地企業のBright Handsは鉄骨工事を行うために共同で合弁会社の設立を決定した。
日系鉄鋼企業の岡谷鋼機と鋼処理を行う昭和産業、現地企業のBright Handsはミャンマー国内で鉄筋処理を行うことを目的とし、ヤンゴンで「Bright Showa Okaya Rebar Fabrication Co.」を設立する予定である。
岡谷鋼機の上層部によると、1800平方メートルの敷地を有する工場の生産能力は、2年間かけて700トンから2000トンへと徐々に向上する見込みである。
Bright Handsは社内の鉄筋処理部門を独立させ、合弁会社へ統合した。また、岡谷鋼機の職員によると、昭和産業は日本製の鉄筋加工機を提供する予定である。
岡谷鋼機が発表した声明によると、資本金の出資比率はBright Handsが65%の35万ドル(約3億9000万円)、岡谷鋼機が14.9%、昭和産業が20.1%だという。
ミャンマー国内で使用されている鉄筋のうち90%が小型機を用いて工事現場で作業員によって切断、加工が行われているため、クオリティーの低下や作業場所不足などの問題を引き起こしている。
日系企業は鉄筋加工工場をミャンマーに設立し、団地や商業ビル開発の際に高品質な鉄筋を供給することをビジネスチャンスとして捉えている。
岡谷鋼機はビル建設のために1年間で40万トン〜50万トンの鉄鋼が必要になると予想している。なお、ミャンマー国内におけるビル建設のための鉄筋需要は2015年にピークとなり、その後2018年まで右肩下がりであった。
これは、ラカイン州においてロヒンギャ危機が長期に渡って続いているために、一部のマンション建設が遅れたことが関係しているという。
近年、建設部門は特に停滞の兆しを見せているが、岡谷鋼機は日本政府による開発援助のもと、ミャンマーの公共事業への投資を望んでおり、次会計年度には3つのプロジェクトを計画している。

 

ミャンマー語翻訳者:ニン

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