ウェブサイト、セールスキット、サポートガイドには、よく特定の共通コンテンツが見られます。また、これらのコンテンツの中には、全くあるいはほぼ同じ文章が繰り返されていることがあります。その重複コンテンツを再利用できる翻訳メモリを作成することで、今後の作業のためにかかるたくさんの時間やお金を節約することができます。
翻訳メモリがある場合、翻訳作業を支援し、品質と効率の両方を劇的に向上させることができます。これにより、効率的に翻訳作業を進め、人件費も削減でき、お客様により良い価格を提供することができます。
過去に翻訳したことのある文章はすべて保存して、新規文書の翻訳時に再利用できるため、同じ文を翻訳する必要がなくなり、作業スピードをアップし、翻訳時間も短縮できます。
さらに、翻訳メモリを作成すればするほど、次回の翻訳作業をより早く仕上げることができるため、早くプロジェクトを完了させることができ、収益を増やすことができます。
では、翻訳メモリとは何か?
翻訳メモリ (TM: Translation Memory) とは再利用するため、翻訳したことがある文章を継続的に更新するためのデータベースのことです。過去に翻訳した文章は、翻訳単位(TU)と呼ばれるソース言語とターゲット言語のペアに蓄積されて再利用できるため、過去に翻訳した文章を再度翻訳する必要がありません。
翻訳メモリは、ある言語から別の言語に、誰でも、どのドキュメントでも、様々な面で使用できます。翻訳者は、過去に翻訳した文章を参考にし、繰り返しを避けたい場合、あるいは表現と文章のスタイルを相応しく統一したい場合は別の方法で翻訳することができます。翻訳メモリを使用すると、翻訳者は混同することなく、元のファイル、元のフォーマットを保持でき、進行状況を追跡でき、翻訳の品質を確保することができます(文法、数字、入力の間違い等)。
例えば、同じプロジェクトに多くのドキュメントが含まれているとします。
第一のドキュメントを翻訳すると、翻訳とともに自動的に翻訳メモリが構築されます。第二のドキュメントを翻訳するとき、第一のドキュメント翻訳で蓄積されたメモリをベースとするため、第一のドキュメントと同じ内容の段落行を翻訳必要はありません。翻訳した後は、同じドキュメント、または同じプロジェクトのドキュメント、同じドキュメントセットの再翻訳は必要ありません。この翻訳メモリは、今後、すべてのドキュメントの翻訳に適用できる企業や翻訳者のリソースとなります。
そして、もちろん、高品質の翻訳メモリを作成すれば、これらすべてのことが可能になります。翻訳メモリは現在の競争において優位に立てるツールです。
マークと色がつく例:
ソースとターゲットが一貫している場合:マークの色はつかない。
ソースまたはターゲットの意味は同じだが、いくつかの異なる内容がある場合:黄色のマークがつく。
ソースとターゲットの内容はほぼ同じ、あるいはわずかに異なる場合:黄色のマークがつく。
2つ以上のソースセンテンスの内容が1つのターゲットセンテンスに相当している場合:色はつかない。
ソースまたはターゲットのセンテンスに相当する内容がない場合:文字のあるテキストボックスに黄色のマークがつく。
翻訳の料金は「原文の単語数単価」で算出します。お見積りは無料です。
※メモリの翻訳作成料金は3,000円をミニマム料金としております。
メールは30分以内に日本語で回答いたします(英語のメールも可能です)。Skypeや電話等でいつでも対応いたします。日本のカレンダーに基づいて営業対応いたします。
原文と訳文のファイル形式が一致しており、テキストを読み取れるフォーマットであれば、ほとんどのフォーマットに対応可能です。 キャットツールは全て対応可能です。どんなファイル形式でも作業対応可能です。
提出する前に3回のチェックを入れる。 作業工程、品質確認チェックシートを厳守する。 納品時にチェックシート結果も含める
お見積もり、トライアル、ご相談は無料対応いたします。お問い合わせメールは30分以内、お見積もりは24時間以内に対応いたします。
機械翻訳 (Machine translation) は、翻訳者に依存せず、文章を翻訳します。機械翻訳(Machine translation) は、翻訳をすばやく行うツールですが、機械翻訳 (Machine translation)はソース言語の微妙なニュアンスや文脈を理解できないため、翻訳の品質が低下することがよくあります。また、機械翻訳は、対応している一部の言語でのみ使用できます。SDL Trados Studio、Memsource、MemoQ等のソフトウェアの翻訳メモリ(Translation memory)については、対応できる言語の数は多数あり、実際の翻訳は人間によるプロの翻訳者によって行われます。翻訳メモリは、メモリデータベースから類似していること、あるいはほぼ一致していることを翻訳者へ提案することで支援することができます。従って、翻訳者は効率よく一貫性と品質を向上させながら作業できます。
書類の原文の(単語数)に基づいて算出し、正確な見積書を作成致します。 例えば:英語<ー>日本語のメモリ翻訳作成はどちらも英語の単語数よる計算します。
翻訳メモリはあくまでも「既存の翻訳を一対一で対応させたもの」です。機械による自動翻訳とは異なります。既存の翻訳が人間の手によって行われ、既に貴社内で認められた文章であれば、これほど有効な資産はありません。翻訳メモリは、確かな文を再利用してコストを下げるための最も基本的なツールです。
翻訳メモリは「翻訳支援ツール(CAT TOOL)」と呼ばれるツールの一部です。翻訳メモリを扱うには原文・訳文の言語的知識と、ツールのハンドリング能力が必要になります。通常、翻訳メモリは成果物として納品しますが、お客様自身が管理することは少なく、当社のような翻訳会社に管理を委託するのが一般的です。
その翻訳メモリは、本当にリリースされた最終生成物と同じ内容でしょうか?納品寸前で、DTPデータだけ更新してそのままになってはいないでしょうか?過去に作った翻訳メモリは、その正しさが曖昧になりがちで、いざ再利用しようというときに想像もできないような不具合を起こすことがあります。一番間違いないのは、すでにリリースされたものから新規に作り直すことです。当社の翻訳メモリ作成サービスは安価なので、差分を気にしながら更新するよりも結果的に早く安くできることが多いです。
オプションにはなりますが、ネイティブ翻訳者による訳文の妥当性チェックも可能です(訳文校正サービス)。どの程度指摘するかは事前の打ち合わせにより決定します。
機械翻訳は、もともと愚直なまでに一対一対応で翻訳されていることが多いため、翻訳メモリの生成は簡単です。しかし、オプションの訳文校正サービスは行えません。機械翻訳された文章を翻訳者が校正するのは、多くの場合最初から翻訳するよりも時間がかかり、コストも時間もかかるためです。ご了承の程お願いいたします。
オプションにはなりますが、ネイティブ翻訳者による訳文の妥当性チェックも可能です(訳文校正サービス)。どの程度指摘するかは事前の打ち合わせにより決定します。
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