会社沿革

企業概要:

グリーンサンは日・越翻訳業界の世界的なリーディングカンパニーで、翻訳・通訳・ローカリゼーションサービスを提供しています。2005年にベトナム・ホーチミンで日本市場向けのソフトウェアアウトソーシング企業として出発し、日本とベトナムの架け橋として事業を展開してきました。設立以来、「人類の精神・体力・知性の発展に寄与する」という理念のもと、「ポジティブ思考」と「幸福感」を胸に、5つのコアバリューに基づいて成長し続け、お客様に貢献しています。

 

 

グリーンサンの最大の目標は、可能性あふれる種を育てて力強く芽吹かせるように、誰も思い付かないようなことを最初の一歩から成長させていくことです。

 

事業拡大を見据えた取り組み・改革

2005年は、ソフトウェア業界に様々な変化があった年でした。特にベトナムでは、製品の品質を向上させながら、アジア諸国、特に日本のような力強く発展している国でパートナーを探す企業が増えていました。

こうした市場の動向を捉え、同年8月1日、日本市場向けのソフトウェアアウトソーシングを専門とするグリーンサン有限会社を正式に設立いたしました。設立当初は従業員5人のみの会社でしたが、市場での地位確立を目指しました。

ソフトウェア業界が発展するにつれソフトウェアアウトソーシング企業が増加し、熾烈な競争が繰り広げられるようになりました。当社は、外国企業とのビジネスの経験から、多くの企業にとって言語の違いが製品の品質管理や機能・特色の理解への大きな障壁となっていることを察知し、業務サポートを担う翻訳部門を新設するという大きな決断をいたしました。

2007年には、経済発展に伴い翻訳への需要が高まり、翻訳事業を開始して間もなく、JICAより都市鉄道事業に関する翻訳案件を受注することができ、幸先の良いスタートを切ることができました。

そしてこれを機に2009年、日本企業を対象に翻訳事業を展開するグリーンサンコンテンツ・コンサルティング有限会社を設立いたしました。また、ベトナムに対する日本の投資が活発となる中、ホーチミン市都市鉄道事業(ベンタイン-スオイティエン間(1号線))の資料翻訳案件を受注することができ、事業成長の手ごたえをつかむことができました。

 

力強い成長を遂げるための歩み

翻訳の品質を保ちながら作業時間を短縮するため、2010年から翻訳サポート専用ツールを導入しました。それにより、翻訳作業を効率的に進め、時間を節約することができました。

2012年に日本法人のグリーンサンジャパン株式会社を設立し、また2014年には、当時の主流であった、世界的な技術を活用した翻訳事業を強化するため、グリーンサンソフトウェア社の主要部門をグリーンサン翻訳会社に統合しました。

同じく2014年には作業工程管理を一元化するため、翻訳案件管理のソフトウェアシステムを導入していきました。翌2015年には、既存のデータベースを基に、ISO 9001を沿った管理プロセスを構築し、管理業務にActionCOACHプロセスを導入しました。

2016年には、ActionCOACHジャパンの代表に就任し、市場で確固たる地位を確立することができ、より良い組織体制の構築に注力しました。

2018年、「人材の育成」をスローガンとして企業文化と社内人脈の構築のために「エンゲージ&グロー」を導入し、人材を核とした成長を目指しました。翌2019年には、クライアントとの関係構築・維持のため、CRMを導入しクライアント情報を管理しました。

2020年には、マネジメントチームの研修にCorporate Coachingを取り入れ、Robotics Process Automationを導入しマネジメント業務の自動化を進めました。

業務効率化・IT化・企業文化の構築・マーケティング強化に絶えず取り組むことで、収益・人材・クライアント数の様々な面で、グリーンサンは日・越翻訳業界の世界的なリーディングカンパニーとなりました。当社の強みは通常の翻訳に加えて、デスクトップパブリッシング(DTP)、録音、ナレーション、ビデオ字幕翻訳、ゲーム翻訳、ソフトウェアシステム翻訳などのIT専門多言語翻訳サービスやローカリゼーションサービスも提供している点です。グリーンサンが最短納期でお客様のニーズに応え、日本の基準を満たした高品質のサービスを提供することをお約束します。