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インドネシア:パーム油輸出禁止にもかかわらず、インドネシアの5月の貿易黒字が拡大

インドネシア・ジャカルタの貿易額は、パーム油が輸出禁止にもかかわらず、先月は前年同月の27億ドルから29億ドルに拡大し、25ヶ月連続で黒字を維持した。

中央統計局(BPS)が水曜日に発表した輸出額は、前年同月比27%増の215億1千万ドルだった。それでも、イドゥル・フィトリの祝日で労働日数が少なかったことと、5月23日まで続いたパーム油の輸出禁止措置により、過去4ヶ月で最も低い輸出額となった。

BPSのSetianto代表は2日、「私たちのパーム油は制限されたので、2022年5月の輸出は減少した」と述べた。

一方、同庁によると、輸入は地元需要の増加により30.7%増の186億1000万ドルと速いペースで増加した。

5月の貿易黒字は27億ドルで、過去4ヶ月で最小となり、コンセンサス予想の38億ドルを下回った。

今年1〜5月にかけて、同国は197億9000万ドルの黒字を積み上げた、とBPSは述べている。

製造業の輸出

製造業からの輸出は、141億4000万ドルに達し、前年同期比7.78%増、5月の輸出総額の65.7%に貢献した。パーム油の輸出禁止がなければ、このセクターはより高い成長率を記録していたことだろう。同庁は、粗パーム油を製造業部門の輸出品目の一つとして記録している。

一方、鉱業部門は、前年比2倍となった。同庁によると、銅、褐炭、その他の鉱石の輸出は114%増の55億8000万ドルだった。

5月の非石油・ガス輸出は全体で、前年同月比25.3%増の200億ドルだった。

2022年5月の非石油・ガス輸出で最も大きかったのは中国向けの45億9000万ドルで、次いでインドが22億6000万ドル、米国が20億5000万ドルであった。この3つ市場は、同月の輸出総額の44.49%に貢献した。一方、アセアン諸国と欧州連合加盟国への輸出はそれぞれ40億7,000万ドルと14億6,000万ドルに達した。

一方、非石油・ガスの輸入は前年比25.3%増の152億6000万ドルだった。

インドネシア語ブログ:https://greensun.com.vn/ja/indonesia-blog/

参考記事:https://jakartaglobe.id/business/indonesias-may-trade-surplus-widens-despite-palm-oil-export-ban

インドネシア語翻訳者:アグス