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カンボジア:バイヨン修復を開始

ユネスコの関係者は、日本とカンボジアの政府が、バイヨン寺院修復プロジェクトの第5段階を支援するために、150万ドルを配分したと述べた。

ユネスコ文化局 プログラム・スペシャリストのフィリップ・デランゲ氏は、今年開始予定のプロジェクトは2020年に完了する予定である、と昨日phnompenhpost誌に語った。これは国連機関と文化芸術省が署名した相互合意によるものである。

「このプロジェクトは日本とカンボジア政府の支援を受けており、それぞれが100万ドルと50万ドルを寄付している。この財政支援はバイヨン寺院の修復を継続するために必要である。」と同氏は述べた。

このプロジェクトの第5段階は、12世紀後半にジャヤヴァーマン7世によって治められた偉大な時代の人々の日常生活を反映した彫刻を保存するとともに、寺院の中央構造の研究と修復に焦点を当てている。

日本は早稲田大学を通じて、カンボジア王国の世界遺産の研究、保護、保存に重要な役割を果たしている。

Japan-Apsara Safeguarding Angkor(JASA)と呼ばれる第3段階(2005年〜2011年)の実施中に、日本はアプサラ・オーソリティによる50万ドルの寄付に加えて、3,268,286ドルの財政支援を行った。

ユネスコはこのプロジェクトの行政手配を担当した。

2011年に始まって2015年に終了したこのプロジェクトの第4段階は、日本政府からの250万ドルの寄付とカンボジアからの寄付金50万ドルで実施された。

アプサラ・オーソリティ・ディレクターのサム・マブ氏は、この基金は寺院の保護と保存の過程をより容易にすると述べた。

「この貢献は、世界遺産に登録されているアンコール遺跡公園の一部である[バイヨン寺院]を保護し、保存するという日本政府の大きな関心の表れといえる。

考古学公園内の修復は非常に重要であり、将来の世代が歴史的構造で反映している古代帝国の伝統と文化を学び、研究することを可能にする」と同氏が述べた。

日本以外の他の国々もカンボジアの寺院修復プロジェクトの多くに参加している。

カンボジア語翻訳者:ホーン